夏椿(ナツツバキ/沙羅の木)の花言葉。育て方や害虫と剪定

スポンサード リンク

340

初夏になると、本州、四国、九州では夏椿(ナツツバキ)の花が見られます。白い清楚な花と、その涼しげな出立ちが人気です。この夏椿は夏には木陰を作る、庭木のシンボルツルーとしても人気があります。夏椿は別名“シャラノキ(沙羅の木)”と呼ばれています。そんな夏椿のことをまとめてみました。

夏椿(ナツツバキ/沙羅の木)の花言葉。育て方や害虫と剪定

夏椿(ナツツバキ)の花言葉は?“沙羅双樹の花”として平家物語にも

夏椿の花言葉

愛らしさ・はかない美しさ・哀愁

となっています。

夏椿は夏に清楚で美しい白い花を咲かせ、なんとも涼しげな風情があります。この姿から“愛らしさ”という花言葉がつけられているようです。

また夏椿は朝に開花し、夕方には落花する一日花です。この儚い様から“はかない美しさ”“哀愁”という花言葉がきているとされています。

夏椿のぱっと咲いて潔く散る様は、一期一会の意味を持つとされ、古くから季語などに使われ親しまれています。

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし。
平家物語

平家物語の“沙羅双樹の花”夏椿をことを指しているといわれています。

また、夏椿は生け花の花材としても人気があります。

夏椿は仏教の聖樹“沙羅双樹(サラソウジュ)”とされてきた。

先程の平家物語の話にも出てきましたが、夏椿は別名“シャラノキ(沙羅の木)”と呼ばれています。

これはお釈迦様が亡くなった時に、東西南北にこの沙羅の木が生えており、それらが合わさり林を覆い枯れたとされています。そのお釈迦様は沙羅の木の下で、涅槃に入ったとされています。

なので、この沙羅の木は“沙羅双樹(サラソウジュ)”と呼ばれ、仏教の聖樹なんですね。

しかし、実際のこの沙羅の木は、日本の風土には合わず育ちません。

夏椿とこの沙羅の木は全く別物なのですが、日本では長い間、誤認され伝えられてきているのですね。

このように伝わったことから日本では古くから寺院などに植えられてきました。今では一般家庭でも庭木のシンボルツリーなどとしても人気があります。

岡山から広島にかけての地方では、夏椿を“サルスベリ”と呼ぶ方言名もあるそうですが、

一般的な“サルスベリ”はミソハギ科のサルスベリ(百日紅)です。

夏椿の育て方と剪定は?害虫など

苗を植え付ける場合は2月下旬~4月上旬、または10月下旬~12月上旬です。植え替えは3月~4月頃が適しています。

夏椿は直射日光や西日を嫌いますので、植える場所は半日陰ぐらいが良いでしょう。移植は出来ないので植える際はよく検討しましょう。

夏椿は乾燥に弱く、水を好みます。夏場は特に水切れがしないようにしましょう。土は水はけが良く、腐葉土などの有機質をたっぷり含んだ土が良いでしょう。また強風や潮風などにも気をつけてください。

地植えの場合ならほとんど肥料は必要ないですが、育ちが悪い場合は休眠期の冬に、化成肥料を株元辺りに与えます。

夏椿は、雑木林のように自然な形にしたいものです。整枝や剪定など、あえて手を加えることもないですが、もし行う場合は芽吹く直前の落葉期に、形を整える程度に刈り込みましょう。

夏椿にはツバキ科の害虫チャドクガが発生しやすいです。チャドクガは毒針を持っているので、毒針を固めてしまう殺虫剤で駆除するなどがおすすめです。その他の害虫としては、カミキリムシなども考えられます。見つけ次第薬剤で駆除しましょう。

和洋どちらでも合う落ち着いた木【送料無料】シャラノキA【別名夏椿】株立ち1.5M前後(根鉢含ま…

沙羅の木(ナツツバキ).wmv

下記の動画では、夏椿の特徴を説明してくれています。


ナツツバキ (夏椿), シャラノキ (沙羅の木) / Japanese stuartia

下記の動画では、夏椿の開花の様子がご覧になれます。


夏椿

下記の動画では、夏椿をシンボルツリーにした時の様子がご覧になれます。


まとめ

夏椿の白い花は綺麗ですね。朝に咲いて夜には落花するという儚さが、また味がありますね。
育てる場合は庭がある程度広いほうが良さそうですね。シンボルツリーとしても人気があるようなので、興味がある人は育ててみては如何でしょうか。

スポンサード リンク

スポンサード リンク

関連記事

防水スプレー靴の注意点。アメダスの使い方と防水効果。フッ素危険?

アメダスの持続性と効果。防水スプレー靴用の使い方。フッ素危険?

防水スプレーを使うと、雨だけでなく汚れなどもはじいてくれます。吹き掛けると、吹き掛けた物の表面に薄い

記事を読む

クーラー病(冷房病)の症状、頭痛・吐き気・むくみ。原因と対策は?

クーラー病(冷房病)の症状、頭痛・吐き気・むくみ。原因と対策は?

暑い日は、室内でクーラーに涼むに限りますね。でもこのクーラー、“クーラー病”という言葉があるだけあっ

記事を読む

七夕はなぜ短冊へ願い事を書く?由来や歌など。織姫と彦星の七夕伝説

七夕はなぜ短冊へ願い事を書く?由来や歌など。織姫と彦星の七夕伝説

7月7日は七夕ですね。七夕は五節句の一つで“七夕の節句”ともいわれます。また短冊に願いを込め

記事を読む

入谷朝顔市とは。あさがおの花言葉・種まき育て方。緑のカーテンにも

入谷朝顔市とは。あさがおの花言葉・種まき育て方。緑のカーテンにも

7月頃になると花壇などで朝顔の花が見られるようになります。 朝顔は日本人に古くから愛されている夏の

記事を読む

アマリリスの花について。花言葉は?球根の植え替えと育て方

アマリリスの花言葉や歌詞。球根の植え替えや花後の手入れと育て方

ラリラリラリラ〜しらべはアマリリス♪ 5月〜6月頃になると、花壇などで、濃い紅色に咲き誇るアマリリ

記事を読む

冷夏とは?エルニーニョ現象影響とは。長梅雨。気象庁注意を呼びかけ

冷夏とは?エルニーニョ現象から影響?長梅雨。気象庁注意を呼びかけ

冷夏(れいか)とは、平年の平均気温と比べて、気温の低い夏の事を言います。よく天気予報で平年並・冷夏・

記事を読む

晩夏とはいつ頃?意味は?晩夏に関した書籍・楽曲を集めてみました。

晩夏とはいつ?意味は?晩夏を題材にした書籍・楽曲を集めてみました

もう夏も終わりが近づき、だんだん秋になってきましたね。夜もだいぶ涼しくなってきました。今のこの時期の

記事を読む

クマゼミ(熊蝉)の鳴き声や分布・生息地と幼虫〜成虫までの一生

クマゼミ(熊蝉)の鳴き声や分布・生息地と幼虫〜成虫までの一生

セミの鳴き声が聞こえてくると夏本番だなという気になります。セミにも種類がたくさんあり、鳴き声も体の大

記事を読む

ニイニイゼミの鳴き声や名前の由来。漢字ではどう書く?特徴や分布

ニイニイゼミの鳴き声や名前の由来。漢字ではどう書く?特徴や分布

セミが元気に鳴き始める季節になってきました。セミの鳴き声を聞くと夏を実感します。セミの中でも丸っこく

記事を読む

博多山笠の流れや日程と起源。必見流舁き・追い山・櫛田入り

博多山笠の流れや日程と起源。必見流舁き・追い山・櫛田入り

おいさ!おいさ!7月1日〜7月15日にかけて、福岡県福岡市博多では“博多祇園山笠(はかたぎおんやまか

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

スポンサード リンク

冷蔵庫が無い室町時代や江戸時代の食べ物の保存方法とは
冷蔵庫が無い室町時代や江戸時代の食べ物の保存方法とは

むしむしと暑い季節になってきました。 この時期、食物を長い時間、外に

ネコヤナギ(鑑賞用・茶花用)の育て方。名前の由来や花言葉
ネコヤナギ(鑑賞用・茶花用)の育て方。名前の由来や花言葉

だいぶ春らしい陽気な天気になってきました。この時期、散歩すると春の訪れ

節分の豆まきの作法。今年も鬼をやっつけろ!
節分の豆まきの作法。今年も鬼をやっつけろ!

「福は内!鬼は外!」今年も節分の季節になりました。 この日はお父さん

雪虫(ゆきむし)はアブラムシ?何故白いの?生息地や発生時期など
雪虫の正体はアブラムシ?何故白いの?生息地や発生時期など

秋頃になると、白くてフワフワした小さな虫が飛んでいるのを見かけた事はあ

九条ねぎ(九条葱)の特徴や効能・効果とレシピ
九条ねぎ(九条葱)の特徴や栄養・効能・効果とレシピ

鍋などに欠かせないネギ。甘くて美味しいですよね。中でも京野菜の九条ねぎ

→もっと見る

  • スポンサード リンク

PAGE TOP ↑