金木犀(キンモクセイ)の花言葉や香りの話と金木犀の育て方・挿し木など
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今年も街路樹や庭木などで金木犀(キンモクセイ)の花を見かける時期になりました。金木犀の花を見ると秋本番という気になります。
金木犀の別名は木犀花(もくせいか)。小さくて黄色い花が可愛いです。花の名前の由来も、この黄色い花が金色に見えるところからきているようですよ。
金木犀は中国が原産で、一般には桂花(優雅な花の意味)と呼ばれる事が多いとか。また食用としても、砂糖づけにした桂花糖や、花をつけ熟成させた桂花陳酒など親しまれています。
金木犀と言えばやっぱりあの独特の良い香りですよね。金木犀の香りは香水・アロマ・芳香剤としてもよく使われています。
今回はそんな金木犀の花言葉、香りの話、育て方や挿し木などのことをまとめてみました。
金木犀の花言葉
金木犀の花言葉は謙虚・謙遜・初恋・陶酔・真実・真実の愛
になります。
金木犀はとても良い香りがしますが、その花は小さく意外と控えめです。
謙虚・謙遜という花言葉はここからきているようですよ。
金木犀の香りの話
植物は花を咲かせ、甘い蜜や香りで虫達を誘い、花粉を運んでもらいます。ところが金木犀の場合は少し変わっています。
金木犀のあの香りは、紋白蝶などをはじめとした多くの虫を寄せ付けず、
ハナアブの中の一部の種類だけが集まるそうです。
しっかりお客様(虫)を選んでいるのですね笑
金木犀の香りを好む人は多いですね。金木犀の香水・アロマ・芳香剤も人気があります。
フレグランスオイルを数滴コットンにたらし、ポケットやクローゼットなどに入れておくだけでも、洋服から良い香りがしますよ。

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金木犀の育て方と挿し木
金木犀の植え付けは4~5月が適しています。日当りが良い場所で育てましょう。金木犀は排気ガスなどの大気汚染に敏感だと言われていますので、育てる際は空気の良いところが適しています。
土は水はけが良く、肥えた土が良いでしょう。
肥料は寒肥に骨粉や鶏糞などを与えると良いでしょう。
肥料が足りないと花付きが悪くなります。
金木犀は挿し木をすることで増やす事が出来ます。
今年伸びた枝の先端を15cmぐらいの長さで切り取ります。
切り口を斜めにカットし水に2〜3時間挿します。その後水揚げし赤玉土などの水はけの良い土に挿します。
※切り口を乾かさないようにしましょう。
金木犀の育て方・日常管理
こちらの動画では、金木犀の育て方・日常管理を教えてくれています。![]() 庭木:金木犀(キンモクセイ)(根巻き) 樹高:約100cm-120cm |
まとめ
金木犀という名前は、あの見た目からきていたんですね。あんなに良い香りなのに花は控えめなので、花言葉の謙虚・謙遜も納得です。金木犀の香りが好きな方は香水・アロマ・芳香剤などをお部屋に置いてみても良いですね。
金木犀は庭木としても人気があるようなので、興味のある方は育ててみては如何でしょうか。
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